住み放題・泊まり放題の多拠点生活向けサブスクサービス6選
デュアルライフや多拠点生活が新たなライフスタイルとして一躍注目を集めた2019年。
ムーブメントを牽引したのは何といっても「住まいのサブスク」サービスの登場だったように思います。
という訳で、記念すべき「オーライ」特集の第一弾は、多拠点生活向けのサブスクリプションサービスをピックアップ。
「ADDress」「HafH」「Hostel Life」「LivingAnywhere Commons」「ハンモサーフィン」「WORKATORS」の6つをご紹介していきます。
定額全国住み放題の「ADDress」
月々4万円で「いつもの場所がいくつもあるという生き方」を実現。
各拠点には「家守(やもり)」と呼ばれる個性溢れる地域住人が管理人兼コミュニティマネージャーとして担当に付き、地域との交流の機会やユニークなローカル体験、その地に暮らしているからこそ分かる情報などを提供してくれます。
家守さんが会員同士を繋ぐハブ役にもなってくれるので、初めてのコリビング(Co-Living)体験でも安心。
場所にとらわれずに働くリモートワーカーはもちろん、週末に子供連れで利用するファミリー層や、地方を巡る暮らしを楽しむアクティブシニアまで、世代や職種を問わず幅広い層から支持を集めています。
「ADDressの家」は全国に広がっており、拠点数も急拡大中。
ADDressが描く未来ビジョンや創業エピソードにご興味がある方は、佐別当隆志さんのnoteもご覧ください。
【公式HP】https://address.love/
世界中が住み放題になる「HafH(ハフ)」
国内だけでは飽き足らないという方にはHafHがおすすめ。
ホステルやゲストハウスとの提携によって広がったHafH拠点は、世界中に約200ヶ所、17の国をまたいだネットワークになっています。
旅をしながら働き、行く先々での出会いを楽しみたいという方にはピッタリのコンセプト。
プランは月額3000円~82000円まで、利用頻度に応じて選ぶことができます。
若者×旅行のWEBメディアTABIPPOとも提携し、自らを新しくするコミュニティ「Vogel」も始動。
長崎生まれのHafH。そのフィロソフィーはこちらの動画に凝縮されています。
【公式HP】https://hafh.com/
ホステル利用で通勤圏を広げる「Hostel Life」
Hostel Lifeが提案するのは「ホステル泊まり放題」という選択肢。
2020年1月現在、「ホステルパス」が使える拠点は全国13ヶ所。
浅草橋のLittle Japanでは定期的に説明会も開かれています。
日~木曜日利用のパスなら、月額換算費用は15000円~45000円。
お気に入りの田舎に住んで、下がった家賃や定期代でパスを買い、通勤には都心のホステルを利用する、というスタイルもあり得ます。
また、千葉や大阪にある提携シェアハウスに入居すれば、Hostel Lifeの提携ホステルにも泊まり放題になる「多拠点シェアハウス」のプランも。
Little Japan代表 柚木さんが描く「通勤圏を広げる多拠点生活」にご興味のある方は、トレンドnaviに掲載されたインタビュー記事もどうぞ。
【公式HP】https://hostellife.jp/
自由な生き方を実践する「LivingAnywhere Commons」
あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践することを目的としたコミュニティ、LivingAnywhere Commons(LAC)。
月額費用25000円でメンバーになることで、日本各地に生まれる拠点の共有者となることができます。
現在拠点は会津磐梯と伊豆下田の2拠点ですが、将来的には100拠点を目指して拡大予定とのこと。
「自分らしくを、もっと自由に。」というコンセプトに共感したメンバーが集まっているだけに、各拠点では様々なイベントが企画され、共創や交流が生まれているようです。
起業家の孫泰三さんとLIFULL社長の井上高志さんを発起人として誕生したLAC。
イノベーション拠点としての魅力が語られたHUFFPOST記事や、会津磐梯拠点を取材したTHE LANCER記事もご参考にどうぞ。
【公式HP】https://livinganywherecommons.com/
共遊空間を楽しむ「ハンモサーフィン」
「日本中・世界中に共遊別荘・共遊スペースを!」というコンセプトで生まれたハンモサーフィン。
月額1万円で「ハンモサーファー」になると、登録されている様々なスタイルの共遊別荘・共遊スペースを利活用できるようになります。
このプラットフォームがユニークなのは、ハンモサーファー同士で空き家の再生や村作りに関わることもできること。
徳島県などの自治体とのパートナーシップも組まれていて、ハンモサーファーが空きスペース再生を「楽しむ」ことが地域課題解決にも役立つ仕掛けになっています。
多拠点生活をクリエイティブに楽しみたい方にはピッタリではないでしょうか。
【公式HP】https://hammosurfing.site/
宿泊先でプロジェクトに挑戦する「WORKATORS」
世界中に泊まり放題&各地のプロジェクトに挑戦し放題。
WORKATORS(ワーケイターズ)は、ワーケーションを通じて新しいライフスタイルを自分自身で作るプラットフォームです。
宿泊日数や参加するプロジェクトの数に応じて4段階の会員ランクが用意されており、「ワーケーションに興味があるけど、本当に出来るか不安…」といった方から「いつでも世界中を旅するように働きたい」というヘビーユーザーまで、それぞれのスタイルに合ったプランを選択できます。
月に1泊1プロジェクトから始めるなら、月額費用は4980円。
せっかく移動するならその地域のプロジェクトに関わりたい、という方には特にオススメです。
まずはどんな地域にどんなプロジェクトがあるか、一覧を覗いてみてはいかがでしょうか。
【公式HP】https://www.workators.com/